事例紹介
EXCELの限界突破!~使用方法がなかったデータをBIツールで分析~
BI導入の事例をご紹介します。
導入前
スマートフォンアプリの運営企業様より、BIツール導入のお話をいただきました。サービスは、幅広い年代の方々にご使用いただいており、より最適なサービスを提供できるように日々思考錯誤を行っていました。施策としてキャンペーンを打ち出し、その効果測定のために、ログデータの抽出・加工・分析を行っていました。
そこで大きな問題になったのは、利用者数が延びるほどにデータ量が増えて、集計・加工の負担が増大になっていることでした。データ抽出には、長いときには30分ほどの時間を要して、複数データを使用する資料の場合には1本作るのに数時間がかかることもありました。
抽出したデータを確認するためにファイルを開こうとしたときに、Excelファイルが開くことができず、完全にExcelの容量をこえてしまったこともありました。
そこで、大量データを扱うことができる、BIツールの導入を決めました。また、データ抽出も専門の担当者が必要になっていて、シームレスで分析ができる環境も求めていました。
導入後
・簡易的なフォーマットであれば、マウスのみでグラフ化が完成
BIツールのフォーマットで誰でも綺麗な資料が作成可能
BIツール導入でいくつもの良い点がありました。1つ目は、Excelでは容量オーバーしていたデータを利用することができるようになりました。データ量が多すぎたファイルでも、BIツールを用いて可視化できるようになりました。
2つ目に資料作成時間が大幅に削減できるようになりました。グラフの作成だけで数時間かかっていた作業でしたが、BIツールではデータを入れ替えればグラフが自動的に代わるため、
定型フォーマットを作ることで固有の帳票作成時間が大幅に削減できました。
3つ目に資料の質が大幅に向上していきました。社内でフォーマットの共有ができるようになり、それに合わせて資料の質がよくなってきました。
今後の展望
社員が多くのデータを扱えるようになり、データを見る文化が出来つつあります。上層部だけでなく、どこのレイヤーでもデータドリブンな決定ができるような文化を作っていきたいです。